2006年6月25日 12時間耐久レース

初の耐久レースに挑んだ、安留さん。乗車時一番天候も良かった事もあり、ダウンギリギリでドライバーチェンジでした。

降りてきたときに、足が震えて思うように降車できなかったあのシーンは、ドライバーの厳しさを目の当たりにしたシーンでした。

順調に走り続けてた78号車に異変発生!!!FFの泣き所 ドライブシャフトが。。。

スピンもとびだしもせずに持ちこたえながらなんとかドライバーがピットに戻す!これも連携プレイ!!

 午後6時30分、ゴールまで残り1時間半となったとき、ドライブシャフトの交換開始!20分で作業の指示!!(あきらめるのは簡単だけど。。)

なんとしてもゴールまで走り切りたいという思いで、スタッフ総出で、懸命の修復作業、このときサク的にみんなの動く姿みてると感動してしまい。。上村も同様だったらしい 笑

スタッフを信じ、マシンを信じ、ヘルメット・グローブをはめて見守るアンカードライバー櫻井。

    

その頃、もう1台の77号車の最後のドライバーチェンジが行われようとしていました。

78号車のピンチを胸にアンカードライバー柴崎の真剣な面持ち。

皆が見守る中、78号車、再びコースイン!

        

後は、ゴールまで走りきってくれるのを祈るばかり…しかし。。コースインと同時に1コーナーでブレーキをかけると抜ける。。。そしてまっすぐ走らない。。左が駆動がないような感じで悩んだ挙句 すぐピットイン。。

あと1周持つか持たないかの状況の78号車…この時点で時刻は既に7時30分すぎ…もういちどメカニックに左ドライブシャフトなどみてもらうが、駆動してない。。

必死にメカニックが作業するが、。、、まったく無理。。そして時間もない。。 考えた末に「必ずチェッカー受ける!」

最後の1周でチェッカーを受けようと7時58分、最後の1周に賭けコースイン!

スタッフみんなが、ガードエリアに駆け寄り、2台が無事に目の前を通ってチェッカーを受けるのを見守るのみ。

20時5分、朝8時に始まった12時間耐久の終わりを告げるようにチェッカーフラッグが振られ、他チームの歓声が聞こえてきます…が、我がチームは静かなまま・・・。
77号車78号車が戻ってきません!全てのチーム車輌がチェッカーフラッグを通り過ぎ、コース上に、もうヘッドライトの明かりは見えません
真っ暗な最終コーナーを見守る目、モニターを見守る目…すごく長く感じたこの時間。

時刻は午後8時12分

<戻る次へ>